海への親しみ、瀬戸内海の環境保全、地域住民との交流などを目的として、毎年の恒例行事となっている県内各地での稚魚放流ですが、今年で29回目の放流を開催となりました。
5月24日(金)高松市浜ノ町大的場海岸におきまして、栗林幼稚園の園児76名により、ヒラメの稚魚2,600匹を放流しました。(うち1000匹は日本つり用品工業会様より)
当日は穏やかな海風の中、高松市副市長、瀬戸内魚協西谷副組合長を来賓としお迎えし、報道機関もあわせ総勢約100名の参加でにぎやかな行事となりました。
松本会長からの挨拶で始まり、中林副市長からご挨拶をいただきました。園児たちには楯・お菓子の記念品贈呈、県水産課のお兄さんからは育てる漁業のお話しや海の環境をテーマにした紙芝居「うみがめマリンの大冒険」、また命を守るライフジャケットの大切さを真剣なまなざしで聞き、大きな声で海での安全をお約束していました。
そのあとは、お待ちかねの放流。みなさんが準備してくれたバケツの稚魚を笑顔で覗き込み、
波打ち際にならび、「早く大きくなってね!」などと声をかけながら、稚魚を海に放し、稚魚が入った水槽と波打ち際を何度も往復していました。また、波打ち際で砂にもぐったヒラメをこわごわすくい上げて、海に放すやさしい姿も見られました。ご来賓の皆様も子ども達との自然のふれあいを楽しんでいる様でした。
今日の行事は、新聞に取り上げられ、当協会の活動を広くPRすることもできました。
ご協力いただきました海上安全指導員はじめ関係者の皆様方のご協力・ご支援厚く御礼申し上げます。
小豆島こどもセンターの園児たちと稚魚放流
これが保育園児からの質問です。
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